1階玄関と2階廊下では温度差が10℃を超える(メゾネット・2階ワンフロア型) ー冬場編ー

今私はアパートの2階に住んでます。玄関は1階にあって、すぐ階段を登って2階に生活スペースがあるタイプです。
メゾネットの2階ワンフロアー型というみたいです。
1階の玄関から階段を通って2階の廊下までかこんな感じです。
このタイプのアパートに住んでみて気がついたことは、2階がとっても暖かいということです。
真冬の夜に帰ってくると、玄関はめちゃくちゃ寒いのに、階段を2/3ほど登っていくと、階段の床と空気が暖かくなります。空気の層があるのがよくわかるほどです。
玄関なので隙間風の影響もあって寒いのはよくわかるのですが、ちょっと温度差があり過ぎるんじゃないかと思います。
余談ですが、我が家では冷蔵庫に入らない野菜とか果物は玄関に置いているほどです。

実験内容

ということで玄関と2階の居住スペースでどれだけ温度差があるか見てみました。
測定する場所は11箇所。
あと、実験する時やデータのまとめをする時にスムーズに作業ができるように図面も書きました。

実験道具

1.デジタル温度計


2.熱電対 (➕データロガー ➕PC)
まず廊下の温度をデジタル温度計本体で測定。プローブは階段の途中まで。
熱電対は玄関、階段、2階廊下で計11箇所。

実験結果

実験の結果をグラフにしてみました。
玄関から2階の居住スペースの廊下までの間で最大12.2℃の温度差がありました。
熱電対での測定は9分くらいで、2階とリビングを除いて、だいたい一定の温度になっています。
リビングの温度は26℃から22℃の間で変化しているのは
この時、人がリビングに出入りして、廊下の冷気が入り込んだ影響がひとつ考えられます。(実験の様子を確認しに1回廊下に出た記憶があります、、、)
あともう一つは、リビングのエアコンの運転が自動で止まった影響かと思います。
そして、温度が下がってきたから自動でまたエアコンが運転し始めたのかな、、、という予想です。
さっきのグラフだと、温度分布がわかりにくいので図に書き込んでみました。
この結果だけ見てると、冬場は2階に住んでて良かったと思います。
逆に1階の人はどれだけ寒い思いしているのだろうかと思ってしまいます。

結論

メゾネットの2階ワンフロアー型(1階は階段のみで2階に居住スペース)では、2階は1階の玄関と比べて暖かいということ。温度差は10℃以上です。
今回の結果は多分1階の人が暖房を使っているかどうかも影響しそうな気がします。1階が空き部屋だったら、今回みたいな温度差にはならないのかもしれません。
本当に1階と2階でどちらが暖かいか結論出そうとしたら、1階と2階の両方を借りて実験しないとわからなそうです。